【S4序盤〜中盤使用構築】鬼火ゲンガー軸【最高レート2003】
こんにちは。アカウントを変えてからは初めての記事になります。今回は今期ずっと使っていたゲンガー軸の記事の公開です。公開した理由は鬼火ゲンガーの選出機会が以前と比べて減ったのと全然勝てなくなったため。
【採用経緯】
まず、サイクルカットが出来てある程度の耐久と火力があるゲンガーが弱いわけがないと思い鬼火ゲンガーとHBカグヤから構築をスタート。カグヤをあらゆる誤魔化し要因として使うためカグヤと相性の良いカプコケコをテキトーに採用。グライオンドヒドイデ絡みの受け回しやブルルドラン、クレセドランなどに抜群の崩し性能を誇るうえ襷と胞子で無限の誤魔化し性能のある剣舞ガッサ、雷パンチと草Z以外のバシャーモへの後出しが二回まで可能で裏のナットレイまでまとめて倒せるカクトウZマリルリまで決め、ラストはリザや相手のゲンガーが重いのでスカーフガブリアスを採用とした。実はボックスにいるポケモンの詰め合わせなので構築を組むのにかかったのは10分程度で穴だらけ(だから勝てない)
【個別紹介】
ゲンガー@ゲンガナイト 呪われボディ→影踏み
159-×-100-190-124-200(メガ後)
祟り目/ヘドロ爆弾/鬼火/守る
主軸。ゲンガーが重いのでCSシャドボ以外には5割を超える確率で勝てるこの調整を採用。守るはZ技を持つカプコケコや霊獣ボルトロス、アシレーヌなどへ有利となったり不利対面でも守って引くことでキャッチの体制を整える、ガルーラのメガなし猫を守って体力管理、コケコやカグヤの毒とのシナジー、マリルリの滅びとのシナジーなど使える場面は多かった。しかし必須ではないのでボーマンダへの誤魔化しになる凍える風やヒードランへの誤魔化しになる気合玉などでもいいかもしれない。あとは言うこともない普通のゲンガー
183-182-116-×-105-169
構築の最後にリザが重いというだけの理由で入ってきたポケモン。理由は雑だがこいつ1匹でリザを見ることはリザ側にガブバック読みの動きなどをされない限りは十分出来た。また、ウツロイドやゲンガーなどを倒せて相手のスカーフテテフを上から殴ることができる、コケコに対しても比較的戦える、鮫肌で影打ちを撃ってくるミミッキュやギルガルドにスリップを入れそのまま地震を撃ち込むなどとても活躍してくれてオワコン呼ばわりされるポケモンではないと改めて感じた。ステロも撒くことは多かったのでどうせ撃たない炎牙や毒突きよりは絶対に正解だった。
カプ・コケコ@デンキZ エレキメイカー
145-×-106-147-95-200
10万ボルト/どくどく/身代わり/羽休め
採用理由が自分でもわからないくらいテキトーに採用したポケモン。構築が弱いのでコケコでバシャーモに勝とうとしたりすることが稀にある。バシャーモやギルガルド意識で身代わりを採用したかったためどうせコケコは電気技以外貧弱な火力しか出ないことと身代わりとのシナジーやガッサマリを出さないとどうしても重くなるポリ2に刺さる毒羽型とした。ワイボじゃないのはガルドのキンシが嫌なのとボーマンダへのダメージ意識。ミミッキュ対面はカグヤに即引きすると剣舞してくる人がいてその場合負けてしまうので1度身代わりしていた。刺さる相手には無限に刺さるし超火力のデンキZは雑に強かったです。
テッカグヤ@ウイのみ ビーストブースト
204-×-159-127-132-81
ラスターカノン/火炎放射/めざめるパワー氷/どくどく
ゲンガーの裏としてお馴染みのクッション。ボーマンダに勝ってくれなければいけないのでめざ氷どくどく。燃やす技はカミツルギやハッサムナットレイギルガルドなどへ撃つため必要でラストは一致技のラスターカノン。鬼火で崩されないのと追加効果のDダウンが魅力で、撃ったときにゴツメやら鮫肌やらでスリップを貰わず済み、Sを下げないことによりアシレーヌやポリ2に上から動いてなにかしら仕事してくれたりクチートをほぼ確実に上から燃やしたりといい部分はあったがのんきにしてラスカ→ベビボンにしないとミミッキュもテテフも落ちないのでそれ推奨。Dラインは眼鏡テテフのサイキネを2連最高乱数を引かない限り2耐え(きのみ込みで3耐え)。このポケモンでボーマンダを見ると燃やされるのでマンダ入りには上からマンダを殴れるポケモンとセットで出さなければならない。また、テテフバシャのテテフにこいつを投げるとマリカグヤvsバシャテテフの不利サイクルになり負けることが多い(マリルリテテフ対面を作られたらテテフ側は10万でいいので連打されて負ける)ためバシャバックにマリルリを合わせたり10万読みでテテフにガブを投げたりしなくてはならなくて辛いためここが大きな欠陥。
135-200-100-×-80-122
タネマシンガン/マッハパンチ/剣の舞/きのこの胞子
カバ展開やスイクン、トリルパやグライオン絡み、ヒードラン絡みの受け回しなどへの回答。性格は意地じゃないと舞タネ3発で突破出来る相手が大きく変わってきてしまうので剣舞するなら意地推奨。ありとあらゆる事態を誤魔化せるうえ役割対象の構築にはボーナスステージかと言わんばかりの活躍を見せる。岩石がないせいで勝てなさそうに見える相手にも眠りターンとタネの数次第では勝てることがあり運勝ち製造機であった。ブルルバック読み剣舞を決めるとタネの火力がえげつないキノガッサが爆誕して楽しい。
マリルリ@カクトウZ ちからもち
179-112-116-×-101-83
じゃれつく/アクアジェット/馬鹿力/ほろびのうた
バシャーモに受け出せて裏のナットレイまで刈り取れて害悪やバトンを誤魔化せるポケモンとしてめざ炎アシレーヌかマリルリで悩んだ結果ウルガモスなども面倒であることと先制技が撃てる点、カクトウZはまず読まれないためイージーウィンが狙えそうという理由でこちらを採用。バシャーモが雷パンチを持っているとあっけなく死ぬしたまにナットレイじゃなくサンダーとかに引かれて「フェアリーZ考慮しろよ」とか無茶なことを相手に要求し始めることになる(要するに相手依存だし欠陥)。滅びは受け回し系統に対してゲンガーとのセットで対処したりガッサで崩すための障壁を排除したり起点回避にも使えるなど、害悪やバトンに対して以外にも使い道があって意外と使用感は悪くなかった。ばかりきZは僕が前に使用していたBSルカリオのインファイトと同程度の指数が出るため、HBじゃないナットレイやポリ2は吹き飛び、HBナットレイも一応低乱数で倒すことが可能という不一致にしては凄まじい火力。マリルリのZ技は強いため今後も使っていきたいと感じた。
【おわりに】
基本選出はゲンガーカグヤ@1だが、ガブカグヤガッサという選出も多かった。ゲンガーマリルリカグヤという選出はやりたくなることも多いが電気が一貫しすぎてつらいのとやはりギルガルドがきつくて滅多に出来なかった。また、リザを見たらガブ、バシャを見たらマリルリ、のように1匹が見せ合い画面にいる時点で特定のポケモンの選出を強要されて立ち回りが窮屈になっていたのは反省点。レート最終日まで残り1ヶ月を切っているが、それまでに強い構築を組んで2100、2200を目指せるだけの準備をしていきたい。